検査項目の詳細
身長・体重・肥満度・BMI・体脂肪率・腹囲
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どんな検査?
身長、体重、体格指数BMI(body mass index)、腹囲を計測します。
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検査でわかること
肥満度(%)体脂肪率、BMIでやせ・標準・肥満の参考にします。
腹囲でメタボリックシンドロームの評価の参考にします。
聴力測定(オージオメーター)
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どんな検査?
低音域と高音域の聴力を調べます。
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検査でわかること
難聴の有無を調べます。
腹部超音波
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どんな検査?
超音波を用いて肝臓・胆のう・胆管・膵臓・脾臓・腎臓・膀胱・前立腺(男性のみ)の異常を調べます。
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検査でわかること
肝臓、胆のう、胆管、膵臓、腎臓、脾臓などの形や腫瘍の有無、結石、のう胞(水の貯留した袋)、脂肪沈着などがわかります。
胸部X線
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どんな検査?
X線を用いた肺の検査です。
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検査でわかること
肺がん、肺炎、肺繊維症など肺疾患を調べます。また心臓の状態(肥大など)もわかります。
胸部CT
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どんな検査?
CTを用いた肺の精密検査です。
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検査でわかること
主として肺がんの発見を目的に行いますが、慢性の肺疾患の診断にも有用です。
肺機能
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どんな検査?
機械に息を吹き込んで呼吸機能をみます。
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検査でわかること
肺活量や気管支の状態(炎症・狭窄・閉塞の有無)から肺繊維症、気管支喘息、気管支拡張症、慢性閉塞性疾患・慢性肺気腫などの疾患を調べます。
上部消化管X線(バリウム)
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どんな検査?
バリウムを飲み胃の内側や全体像を撮影します。
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検査でわかること
食道・胃・十二指腸の良性・悪性腫瘍・ポリープ・炎症等を診断します。
上部消化管内視鏡
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どんな検査?
胃の内側をカメラで観察します。
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検査でわかること
食道・胃・十二指腸の良性・悪性腫瘍・ポリープ・炎症を診断します。
肛門直腸診
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どんな検査?
肛門から指を入れて直腸の状態を調べます。
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検査でわかること
痔、直腸がん、前立腺肥大(男性)などを調べます。
血圧測定
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どんな検査?
上腕にカフを巻き血圧を測定します。
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検査でわかること
高血圧の有無を調べます。
心電図
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どんな検査?
心臓の電気的な活動を電極を付けて体の表面から記録します。
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検査でわかること
不整脈、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、心肥大、心筋の障害などを調べます。
負荷心電図
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どんな検査?
2段の階段を3分間昇降し、運動により誘発される心電図変化を調べます。
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検査でわかること
狭心症、不整脈などを調べます。
心臓超音波
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どんな検査?
超音波を用いて心臓を検査します。
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検査でわかること
心臓の形態や働きを観察し心不全、心筋梗塞、弁膜症、心筋症などを調べます。
頸動脈超音波
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どんな検査?
超音波を用いて頸動脈(脳と心臓をつなぐ首の血管)を調べます。
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検査でわかること
脳梗塞、虚血性心疾患につながる動脈硬化の程度を調べます。
血圧脈波(CAVI・ABI)
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どんな検査?
両腕、足首に血圧計を巻き同時に血圧を測定します。
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検査でわかること
上肢下肢の血圧の差から下肢動脈の狭窄、閉塞の可能性を評価します。脈の伝わる速度から動脈硬化の程度がわかります。
尿の検査(尿定性・尿沈渣)
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どんな検査?
10~20mlほど採尿し、尿中の成分や細胞を調べます。
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検査でわかること
腎炎、ネフローゼ、糖尿病、尿路感染症などを調べます。
便潜血
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どんな検査?
便の表面を擦って専用容器に採取し、血液が混じっていないかを調べます。
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検査でわかること
主に大腸がんの発見を目的に行います。ほかにポリープ、炎症性疾患、痔でも血液が混じることがあります。
血液の検査
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どんな検査?
採血し、血中の成分を分析します。
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検査でわかること
貧血、肝機能、腎機能、糖尿病、痛風などを調べます。
脳MRI・MRA
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どんな検査?
MRIという放射線を使用しない装置で脳および脳の血管を撮影します。
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検査でわかること
脳出血、脳梗塞、脳動脈瘤、脳腫瘍などを診断し、脳の状態がわかります。
眼底
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どんな検査?
瞳を通して写真撮影し血管・網膜・視神経を調べます。
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検査でわかること
眼の奥にある網膜、血管、視神経の状態から緑内障や白内障、動脈硬化、高血圧、糖尿病による変化の情報を得ることができます。
眼圧
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どんな検査?
眼に空気を吹き付けて、眼球から押し返す内圧を調べます。
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検査でわかること
緑内障の可能性やリスクを調べます。
視力測定
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どんな検査?
裸眼もしくは矯正(眼鏡・コンタクトレンズ)をつけて視力を測定します。
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検査でわかること
近視の度合いを調べます。
骨塩定量
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どんな検査?
骨に含まれるカルシウムなどのミネラルを測定します。
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検査でわかること
骨粗鬆症の有無、程度がわかります。体脂肪や筋肉、骨など人間の体を構成する成分の量がわかります。
追加検査
内臓脂肪量測定
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どんな検査?
CTで腹部を撮影し脂肪量を測定します。
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検査でわかること
内臓脂肪量を調べます。
ヘリコバクターピロリIgG抗体
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どんな検査?
採血しピロリ菌の有無を調べます。
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検査でわかること
胃がんの危険因子であるピロリ菌に反応する抗体があるかどうか(感染したことがあるかどうか)を調べます。
ペプシノゲン
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どんな検査?
採血し胃の萎縮度を測定します。
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検査でわかること
胃がんリスクを判定します。
ABC検診
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どんな検査?
ヘリコバクターピロリIgG抗体とペプシノゲンを測定し胃がんのリスク判定を行います。
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検査でわかること
胃がんリスクを判定します。
脳CT
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どんな検査?
CTを用いた脳の精密検査です。
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検査でわかること
主として脳出血やクモ膜下出血の検出に優れています。
乳腺超音波
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どんな検査?
乳房を超音波で検査します。
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検査でわかること
乳がんなど乳房の病変を診断します。マンモグラフィでは見つけにくい乳腺の発達の良い方の早期がんを見つけることができます。
マンモグラフィ・3Dマンモグラフィ
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どんな検査?
乳房を圧迫してX線撮影します。
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検査でわかること
乳がんなど乳房の病変を診断します。超音波では見つけにくい石灰化をともなう早期がんを見つけることができます。また3Dマンモグラフィは乳腺濃度に関係なく乳房内の観察に優れています。
子宮がん検診
内診(コルポスコピー)
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どんな検査?
子宮膣部を拡大鏡を用いて検査します。
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検査でわかること
子宮頸がん、異形成等の病気がわかります。
経膣超音波
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どんな検査?
超音波の器具を膣内に挿入します。
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検査でわかること
卵巣腫瘍、子宮筋腫などの病気がわかります。
子宮頸部細胞診
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どんな検査?
子宮膣部や頸管内からブラシで細胞を採取します。
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検査でわかること
子宮頸がん、異形成等の病気がわかります。
HPV(ヒトパピローマ)検査
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どんな検査?
子宮膣部や頸管内からブラシで細胞を採取します。
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検査でわかること
HPV感染の有無と型を調べます。