重度後遺障害者短期入院協力事業
重度後遺障害者短期入院協力事業とは
国土交通省では、自動車事故により重度後遺障害者の方々の健康維持や、家族の負担軽減のため、自動車事故対策機構(NASVA)の介護料受給資格をお持ちの重度後遺障害者の方々の短期入院(1回の入院が原則2日以上14日以内)を受け入れる病院を「短期入院協力病院」として指定し、介護されているご家族が、安心して在宅療養ができるよう支援することを目的とした事業を行っています。 当院は、この短期入院協力病院に指定されています。
受入対象者
◎脳損傷 特Ⅰ種・Ⅰ種・Ⅱ種
◎脊髄損傷 特Ⅰ種・Ⅰ種・Ⅱ種
- 人工呼吸器対応可(台数に限りがあり要相談)
- 高次脳機能障害対応可
(ただし、暴言・暴力、他傷行為など他の患者のご迷惑となる方は対象外) - 褥瘡(床ずれ)患者(程度により要相談)
- 初回受入時は患者情報収集等時間を要し、短期入院までに時間を要します。
受入期間など
1回の入院は原則14日以内です。
年間通算45日の範囲内で、複数回の入院が可能です。
病室は、療養病棟(医療区分が必要)または、一般病棟の4人部屋または個室をご利用いただく予定です。
(部屋により料金は異なります。)
医療機器等整備状況
- 患者のADL(日常生活動作)に合わせたベッド・マットレスを検討。
- 患者状況に応じ、モニター管理、センサーマットの使用を検討。
- 同フロアーにウォシュレット対応身障トイレあり。
リハビリテーション体制
- 脳血管リハビリテーション
- 運動器リハビリテーション
- 呼吸器リハビリテーション
- がんリハビリテーション
- その他(小児リハビリテーション)
リハビリテーション機器等整備状況
- 起立練習用チルトテーブル
- チルトリクライニング型車いす
入院中にできるサービス(一例)
短期間で集中的なリハビリテーションが提供できます。
身体の状態に応じて理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3種類で関わらせていただきます。
申込方法、空き病床の確認
患者支援部・入退院支援室へお電話でお問い合せください。
初回利用者の方は来院いただき、面談及び見学後、「短期入院利用申込書」をお渡しします。
事前調査・希望の確認・対応の説明等、担当医に情報提供し、入院の可否を決定いたします。
なお、初回ご利用の場合には、現状把握のため、スタッフがご家庭を訪問させていただく場合もあります。
お問い合わせ先
患者支援部 入退院支援室
電話:0859-48-0377
【受付時間】8:30~17:00
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