内科

循環器内科

高齢化に伴い増加する循環器疾患を迅速に診断し治療します

概要

近年、高齢化に伴い循環器疾患罹患者はますます増加しています。
循環器診療は、予防から急性期治療、さらに慢性期管理に至る一連の流れの中にあります。循環器疾患を患者生涯の時間軸でとらえて、個々の疾患に対処するように心がけています。

特色・方針・目標

狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、脈の乱れや突然死原因となる不整脈、心不全の原因となる心臓弁膜症などの全身の血管の病気を診療します。また、高血圧症、脂質代謝異常といった生活習慣病の診療も行っています。
入院の心不全治療では日常生活に戻すために、急性期で早期離床し、慢性期で有酸素運動を中心とした運動を続けること目標にしています。

 

チーム医療

医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、リハビリテーション(理学療法士、作業療法士)など多職種による心不全チームを作り、心不全患者さんの包括治療を実践しています。週1回の心不全回診 月1度の症例検討会を通じ、個々の患者さんに応じた治療を行っています。

主な対象疾患

  • 虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、心不全、不整脈、心臓弁膜症
  • 高血圧症、脂質代謝異常(高コレステロール血症)、動脈硬化症、慢性腎臓病

主な症状

以下のような症状があるときは、循環器内科の受診をお勧めします。

  • しめつけられるような胸痛
  • 胸痛時の首から肩にかけての痛み
  • 動悸(ドキドキする、脈の乱れ)
  • 運動時の息切れ
  • 息苦しくて横になれない
  • 健康診断で心臓の雑音、心電図異常、胸部レントゲン異常を指摘された
  • 血縁関係に心臓病が多い、もしくは突然死された方がいる

検査内容

胸部レントゲン、心臓エコー、心電図、心臓CT

 

心臓CT

従来はカテーテルでしか検査できなかった冠動脈検査がCT の高性能化により、おおよその状態がわかるようになり、スクリーニング検査として行っています。当院でも胸痛のある患者さんに高性能CT を使用し、心臓CT 検査を行い狭心症の可能性の高い患者さんにカテーテル検査を勧めています。そのカテーテル検査を受けた患者さんのほとんどがカテーテル治療、バイパス手術が必要となる精度の高いスクリーニング検査として有用です。

医師紹介

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医師名

主な所属学会と資格

田中 保則

循環器内科主任部長

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本透析医学会

井川 剛

循環器内科部長

  • 日本循環器学会(循環器専門医)
  • 日本内科学会(認定内科医、総合内科専門医)

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