内科
人工透析内科
概要
急性腎不全・慢性腎不全の患者さんに対して、血液透析を行っています。また、炎症性腸疾患に対して、消化器内科と連携して血液浄化療法を行っています。
血液透析とは、腎臓に代わって人工的に体の血液を浄化する働きを代行する方法が透析療法です。透析療法を受けることにより生命を維持することができある程度までは普通に生活することが可能になります。血液透析とは血液の体外循環により人工腎臓に血液を通して尿毒素を除去するものです。腕の血管に針を刺しポンプを使って血液を体の外に取り出し、ダイアライザ(透析器)に循環させて尿毒素を除去した後、体に戻します。
特色・方針・目標
透析室は、透析機器が20台あります。そのうちの1台は個室で、インフルエンザなどの感染症でも対応できるようになっています。午前・午後の2クールで透析を行っています。
外来通院が困難な方には、無料の患者送迎サービスも行っています。必要に応じて介護サービスの相談・調整も行います。また、体調不良時は入院加療・他科受診も可能です。
当院は、地域に根ざした透析治療と、患者さんの日常生活の向上を目指し、安心と満足を感じて頂けるよう取り組んでいます。医師・看護師・臨床工学技士・管理栄養士・理学療法士が常に連携をとり、患者さん1人1人に合わせたケアを行います。
主な対象疾患
- 急性腎不全、慢性腎不全
- 炎症性腸疾患